Archive for 1月, 2010

昆布は洗わず、拭くとよい

★表面の白い粉はうまみ成分のマンニット★

昆布の表面についている白い粉は、マンニットという利尿効果のある成分です。
マンニットは水に溶け出やすい性質があるので、水で洗うとせっかくのうまみ成分が流れ落ちてしまいます。昆布の効能を無駄なく取り入れるには、よく絞った濡れぶきんで、昆布の表面を軽く拭いて使いましょう。

レシピ
小豆飯

小豆飯

不足しがちなたんぱく質やビタミンを補給する
小豆の主成分は糖質とたんぱく質で、ビタミンB1や食物繊維が多く含まれています。このことから、かつては定期的に小豆飯を食べることで不足しがちなたんぱく質やビタミン類を補い、体調を整える食習慣がありました。小豆と米は一緒に取ることで双方に不足している必須アミノ酸を補うことになり、アミノ酸スコアが満点になる食べ合わせになります。

●材料(2人分)
小豆 14g(目安は米の1.5割)
米 1カップ(140g)
付け合せ(切り昆布など)

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●作り方
① 小豆はひと煮立ちさせ、汁気をきる。
② 米は研ぎ、分量の水加減にする。
③ 米と小豆を軽く混ぜ合わせ、炊く。
④ 器に盛り、切り昆布を添える。

「コーヒーと肝がん」

★肝がんリスクが半減なんて、嬉しい!★

ほとんどコーヒーを飲まない人よりも、日常的に飲む人の方が、肝がんリスクが低いと国立がんセンターが発表しました。目安は一日3~4杯。コーヒーに含まれる抗酸化成分が原因と考えられていますが、今後は肝炎ウイルスに感染した人に効果があるかの検証が期待されています。

レシピ
フレンチトースト

フレンチトースト

良質な栄養素が素早いエネルギー源となる
パンを卵・牛乳・砂糖に浸けて焼くフレンチトーストは、糖質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルの補給に優れた食べ物です。栄養価が高く消化もよく、特に砂糖は発熱している時の素早いエネルギー源として優れています。くだものを添えるとビタミンCの補給になります。

●材料(1人分)
食パン 1枚(50~60g)
A 卵 1/2個
  牛乳 100CC
  砂糖 小さじ1
バター 小さじ1
付け合せ(ジャムなど)

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●作り方
① 用器にAを入れてよく混ぜ、パンを浸す。
② フライパンにバターを溶かし、パンを入れて両面を焼く。
③ 器に盛り、好みでジャムを添える

レシピ
牛肉とにらのキムチ和え

牛肉とにらのキムチ和え

牛肉・にら・キムチで体を温める
牛肉は良質のたんぱく質、脂質、鉄などを含む栄養価の高い肉です。増血作用に優れ、体力や気力の充実に有効です。強壮作用の高いにらは胃腸を温め、冷え性に有効に働き、抗酸化力の高いキムチを加えることで、体を温める効果は倍増します。腰痛や脚のだるさにも有効です。

●材料(2人分)
牛肉(薄切り肉) 70g
にら 1/2束(8本)
キムチ 30g
にんにく 1片
ごま油 大さじ1/2

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●作り方
① 牛肉は熱湯でさっと茹で、一口大に切る。
② にらは2~3cm長さに切る。
③ キムチは細かく刻む。
④ にんにくはみじん切りにする。
⑤ フライパンにごま油とにんにくを入れ弱火て炒め、香りが出たらにらを加え、中火でさっと炒める。
⑥ ボウルに⑤、牛肉、キムチを入れ和える。

味噌の効能・薬効

★味噌が防ぐ原爆後遺症や胃がん発症★

1945年、原爆を落とされた長崎で、味噌倉にこもり味噌を食べ続けた人に後遺症が出なかった事実がありました。これは「Nagasaki 1945」として報道され、その後、「味噌汁を飲むと胃がんが減少」と発表したのは国立がんセンターの平山博士です。味噌の薬効は今も計り知れない素晴らしいものがあります。

レシピ
豆腐のカニ餡かけ

豆腐のカニ餡かけ

風邪で喉の痛い時におススメ
良質なたんぱく質を含む豆腐とカニで作る餡かけは、喉ごしもよく、風邪で喉の痛い時におススメの一品です。カニは体内の余分な熱を冷ます作用もあり、体全体の機能を高める働きに優れています。しょうがの辛味成分は新陳代謝を促して発汗作用を高める作用があり、風邪の発熱時だけでなく予防にも有効です。

●材料(1人分)
豆腐(絹ごし) 1/2丁(150g)
カニ(身) 50g
おろししょうが 5g
A だし汁 150CC
  しょうゆ 大さじ1/2
  みりん 小さじ1
B 片栗粉 小さじ1
  水 小さじ2

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●作り方
① 豆腐は弱火でゆでる。
② 鍋にAとカニを入れ、煮立ったらBを加えてトロミをつける。
③ 器に豆腐を入れ、②をかけ、おろししょうがを飾る。

「冬を乗り切る肉食」

★肉の栄養素で、体を温め力をつけて体力温存★

「薬喰い(くすりぐい)」とは江戸時代に使われていた言葉で、猪や鹿などの獣肉類を食べることをいいます。肉食が禁じられていた時代でも、極寒期に動物性たんぱく質を取ることが、体を温め滋養強壮になることを庶民は知っていました。肉食は冬を乗り切る薬だったのです。

「落花生は殻付きで買う」

★酸化してない豆を、皮ごと食べる★

良質な脂質を豊富に含む落花生は、「鮮度が命」です。鮮度を保つには、殻付きを購入するとよいでしょう。良質な脂質は古くなって酸化が進むと、アフラトキシンという肝臓がんの原因になるカビが発生するので要注意です。
また皮には心臓病の発生を予防する成分が含まれていると米農務省は報告しています。

レシピ
白身魚のリゾット

白身魚のリゾット

体力がついて免疫力が高まる
白身魚で作るリゾットは消化のよい一品です。白身魚でたんぱく質を、ごはんで糖質を、たまねぎと春菊でビタミンやミネラルを補給します。体が温まり消化に優れているため、体力がついて免疫力が高まります。白身魚は高たんぱくで低脂肪、消化もよいため胃腸の弱っている時におススメの魚です。

●材料(1人分)
ごはん 100g
白身魚(切り身) 1/2切れ
たまねぎ 20g
春菊 1株(約20g)
A コンソメの素 1/2個
  湯 1と1/2カップ

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●作り方
① 白身魚は皮と骨を取り、一口大に切る。
② たまねぎはみじん切りにする。
③ 春菊は2cm長さに切る。
④ 鍋に油少々を熱し、たまねぎを弱火で炒める。
⑤ ④に白身魚を入れ、さっと炒める。
⑥ ⑤にごはん、春菊の茎部分、Aを入れ中火で約5分煮る。
⑦ ⑥に春菊の葉の部分を加え、塩・こしょうで味を調える。