Archive for 8月, 2014

陰暦の8月は「葉月(はづき)」と呼ばれる月です。木の葉が紅葉して落ちる「葉落ち月」が、その名の由来といわれています。収穫に入る前の最後の祭りである「八朔の祝い」、新豆の豊作を報告する十五夜の行事があります。暑さ疲れの妙薬として、黒ごま粥や糖質・たんぱく質が豊富な団子を食し、胃腸をはじめとする消化器系全般を丈夫にして、体力強化に努めましょう。

8月1日の「黒ごま粥」

黒ごま粥

この日に食べる「黒ごま粥」(あるいは「尾花粥」)は、暑さ疲れの妙薬として、室町時代から続く風習といわれています。不飽和脂肪酸やビタミンEが豊富なごまは、常食すると血管がしなやかになり、細胞の老化を遅らせることができるため、古来より不老長寿の妙薬といわれています。ごまは外皮がかたいので、消化をよくするためにも、香ばしく煎り、しっかりすることが大切です。黒ごま粥は味をつけずに炊き、味噌を添えていただきます。消化吸収の高い発酵食品の味噌を添えることで、老化防止がさらに高まります。

所要時間:30分(米を水に浸ける時間は除く)

<材料>(2人分)
米……1/2カップ(80g)
水……3と1/2カップ
黒ごま……30g
味噌……適量

<作り方>
①黒ごまは弱火でよく煎り、すり鉢に入れ、すりこ木でよくする。
②鍋によく洗った米と分量の水を入れ、3~4時間置く(できれば一晩置く)。
③鍋を火にかけ、中火で煮立てる。
④煮立ったら弱火にして、フタを少しずらして乗せ、コトコト炊く(約20分)。
⑤炊き上がったら黒ごまを加え、さっと切るように混ぜる。
⑥器に盛り、味噌を添える。