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 和食に欠かせない「お米」。お米のさらなるパワーを紹介しましょう。
「ギャバ(GABA)」ってご存知ですか。正式名称は「γ―アミノ酪酸(ガンマーアミノらくさん)」といいます。血圧を下げる物質として脚光を浴びています。

ギャバは、胚芽米や玄米を一晩水に漬けておくだけで発生する物質です。発見したのは農林水産省中国農業試験場の研究室。水溶性のギャバは水に溶け出すので、水に漬けておく時間が長いほど多く発生し、有効です。漬ける時間は一晩が理想ですが、最低3時間は水に漬けてからスイッチを入れてご飯を炊きましょう。ギャバの効果を取り入れることができます。

ギャバは血圧の安定や動脈硬化の予防に効果のある物質で、事実、ギャバを発生させたご飯を高血圧のネズミに3カ月間食べ続けた実験では、驚くほどに血圧が下がったとの報告が寄せられています(日本家政学会誌/1995年)。

ギャバはとくに体の中では脳に多く存在している物質で、脳内の血行を良くしたり、神経伝達を活発にするなどの働きにも優れており、脳細胞の働きを活発にしてくれます。

高血圧気味の人は、上記のようなお米の炊き方でギャバを発生させたご飯を食べましょう。ギャバは生きたお米の酵素によって発生するものなので、古米は効果が期待できません。また、白米よりも、胚芽米や玄米の方がより効果的。胚芽部分にはミネラルやビタミン類が凝縮されているので、一晩水に漬けた玄米や胚芽米は、血圧を下げると同時に、豊富なビタミンB群を取り入れることができます。