心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を送っている血管に、動脈硬化が起こり、血液の流れが悪くなることで起こる病気で、心筋梗塞と狭心症があります。心筋梗塞は冠状動脈の動脈硬化が進行し、栄養や酸素不足によって心筋の壊死が起こり、心臓発作を起こす症状です。狭心症は冠状動脈が動脈硬化を起こしたことで、血管の内腔が狭くなり血液が流れにくくなる。その結果、心臓への血液が不足して起こる症状です。気をつけたい食生活 ・血液をサラサラにする食べ物を多く取る(セリ科の野菜・発酵食品など) ・食物繊維の多い海藻類や豆類を多く取る ・動物性脂質の取り過ぎに気をつける

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薬効豆腐料理
豆腐と焼きなすのだし浸し
所要時間:15~20分(豆腐の水切り時間と冷蔵庫で冷やす時間は除く)
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ナスの身に含まれるフラボノイドは毛細血管を強化し、ビタミンKは血液を凝固する働きを持っています。豆腐に豊富なリノール酸と一緒に取ることで、血栓予防や動脈硬化に有効な食べ合わせとなります。玉ねぎの血中の善玉コレステロールを増やす硫化アリルの働きがプラスされ、血流がよくなります。

●材料(2人分)
豆腐(絹) 1/2丁
ナス 2本
A だし 1/2カップ
  しょうゆ 大さじ1/2
  みりん 大さじ1

●作り方

① 豆腐は軽く水切りをし、拍子切りにする。
② ナスは中火で全体に焦げ目がつくまで焼き、粗熱が取れたら皮をむき、縦に裂く。

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③ 玉ねぎは薄いスライスに切り、さっと水にさらしてから水気を絞る。
④ 容器にナスと玉ねぎを入れ、Aを回しかけ、冷蔵庫に入れて冷やす(20~30分くらい)。
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⑤ 器に豆腐と④を盛り付ける。