風邪の原因となるウイルスや細菌は約200種類以上あるといわれています。そして風邪が「万病のもと」といわれる理由は、ウイルスによって傷つけられた部分から細菌が侵入し、さまざまな合併症を引き起こす可能性が高いからです。風邪による発熱時は体から熱を出すことが大切。厚着をすると体内に熱がこもってしまうので気をつけましょう。汗をかいたらその都度着替えをし、水分を十分補給しましょう。気をつけたい食生活 ・発汗や解熱作用ある食べ物を取る(長ねぎ・しょうが・梅干しなど) ・栄養価が高く消化吸収のよいものを取る ・水分を十分補給をする
健康薬効スープ
ねぎとしょうがで体を温め、風邪を予防する
しょうがとねぎのチーズ入り卵スープ
所要時間:15~20分
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ねぎもしょうがも、血行をよくして体を温める働きがあるため、昔から引きはじめの風邪予防に使われてきた食材です。ねぎの特有の辛み成分は硫化アリルの一種のアリシンで、しょうがの辛み成分はジンゲロンやショウガオール。ともに揮発性が高いので、使う直前に切ると薬効を無駄なく取り入れることができます。卵とチーズで良質なたんぱく質をプラスし、体力を高めて風邪を予防します。
●材料(2人分)
スープ 2と1/2カップ
しょうが 15g
長ねぎ 1本
にんじん 3~4cm長さ(20gくらい)
卵 1個
パルメザンチーズ 大さじ1強
塩、こしょう 各適量
●作り方
① しょうがはみじん切り、長ねぎは小口切り、にんじんは細切りにする。
② 鍋にスープとしょうが、にんじんを入れ、煮立ったら弱火にして7~8分煮る。
③ ②に長ねぎを入れ、1~2分煮てから、塩とこしょうで味を調える。
④ よく溶いた卵にパルメザンチーズを加えてよく混ぜ、③に回しかけ軽くひと混ぜして火を止める。