疲れは働き過ぎや運動のし過ぎによって起こる状態で、体の一種の防御反応です。疲労を自覚するからこそ、体のさまざまな器官に決定的なダメージを与えずにすんでいると考えられます。疲労の状態が軽いと、筋肉の疲れ、目の疲れ、腰の痛みなど体の部分に疲れが表われ、休養を取ることによって簡単に回復することができます。しかし、状態が重くなると、動作がにぶくなる、怒りっぽくなるなどの状態になります。気をつけたい食生活 ・ビタミンB1を多く含んでいるものを取る(豚肉・ウナギ・ごま・落花生など) ・ビタミンB1の吸収を高める硫化アリルを取る(たまねぎ・ねぎ・にんにく・にらなど) ・クエン酸を取る(レモン・キウイフルーツ・梅干し・黒酢など) ・マグネシウムを取る(大豆・豆腐・納豆・ホタテ貝・カツオなど)
薬効果物レシピ
りんごのクエン酸と豚肉のビタミンB1で元気が出る
りんごと豚薄切り肉のトマト蒸し煮
所要時間:20分
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りんごの酸味のクエン酸が食欲増進に働き、豚肉のビタミンB1が糖質の分解を高めるため、りんごと豚肉は疲れが取れて元気が出る食べ合わせです。りんごの食物繊維のペクチンが血中コレステロールを低下させ、便秘予防に有効に働きます。トマトを加えて抗酸化力を高めます。
●材料(2人分)
りんご 1個(200g前後)
豚肉(薄切り肉) 200g
トマト(カットトマト缶) 100g
バター 大さじ1
塩、こしょう 各少々
●作り方
① りんごは芯を取り、4つに割り、5mm厚さに切る。
② 豚肉は食べやすい大きさに切る。
③ 鍋にバターを熱し火を止め、豚肉、りんご、トマトの順に重ね、一番上に豚肉を乗せ、塩・こしょうを振る。
④ 火にかけ、ふたをして弱火で約15分蒸し煮にする。