健康、食事、料理レシピに関するコラム

健康コラム


第2の人生から始める生活スタイル 健康長寿の7・7・7・3

「7・7・7・3の生活」とは、心と体を元気にする一日の暮しの提案です。
定年を迎えて新たな生活が始まる時、あるいは今までの生活を一新しスタートする時、そんな新たな時を前にした時に、自分の人生の時間配分を考えてみましょう。

7・7・7・3の生活とは
@ 7時間の睡眠(眠りに費やす時間。昼寝・仮眠も含む)
A 7時間の食事(食事に費やす時間。買物・調理をする時間も含む)
B 7時間の趣味や生きがいの時間
C 3時間の情報の時間(テレビや新聞からの情報)

一日は24時間です。時間の使い方は社会との関わりと密接につながっています。勤めや自営などで仕事をしていれば、こなさなければならない仕事や決められた労働時間もあり、自分の意のままにはならない事が往々にしてあります。
長く社会と関わり過ごしてきた時代に、形の上で決別し、新たな人生を歩み始める定年は、もう一度、自分の生き方を問う時でもあります。
体は若くはないし(生物学的に)、体力だって下降気味です。率直にいって人生の終末に向けてのカウントダウンが密かに始まります。でも、豊かな人生のキャリアと使える時間を手にすることができる、素晴らしいスタートでもあります。そこで大切になってくるのが健康、いつまでも自分の頭で考え、いつまでも自分の足で歩いて行けたら、存えることはどんなに素晴らしいでしょうか。
7・7・7・3の生活スタイルは、社会と関わりを持ちながら、自分の健康を考えた時間配分の設定です。

7・7・7・3の時間
7時間:しっかり体を休める。一日平均8時間の睡眠時間という定説には根拠がなく、必要な睡眠時間は遺伝的なものともいわれ個人差があると考えられています。睡眠時間と寿命を調査したアメリカのデータによると、1日6〜7時間眠る人の死亡率が最も低いことがわかったとの報告があります(米国で約110万人を対象に睡眠調査)。睡眠は時間よりも質が大切で、質のよい睡眠とは、熟睡できて、目覚めたときにスッキリとした満足感が得られる眠りのこと。1日の活動で疲れた脳細胞を回復させるとともに、肉体的な疲労の回復や健康増進に大きな効果があります。一日7時間は体を休めましょう。

7時間:きちんと食事をする。食べ物は体をつくる基本であり、食べ方によって食べ物は薬にも毒にもなります。食べ物のことをきちんと考え、食べる事に時間を費やす生活は単に栄養豊かな生活を送れるのみならず、調理をする時間にフルに頭を回転するため、脳の働きに非常にプラスに働きます。さらに買物や調理する間に動き回るため、体調が整い足腰が丈夫になります。一番美味しい状態で食卓に並べるためには、調理時間をどのように組み立てればよいのか、調理器具を無駄なく使うにはどのようなプロセスが一番効率的なのか、食材を無駄なく使い切るにはどんな料理をつくればよいのか…等など、料理をつくる、食べるという行為には、人間を健康に導く最も基本的な営みがあるのです。ていねいに料理をつくり、ゆっくり食事をしましょう。よく噛み、よく味わい、楽しみながら。一回一回の食事を大切に考えるためにも時間をしっかり取りましょう。簡単便利、超短縮、手抜きに対する異義申し立てです。

7時間:好きなことをする自由な時間を持つ。自由に使いましょう。グルメツアーに出かけてもよいし、働いてもいいでしょう。カフェでぼんやり過ごすのもいいでは。ボランティアでも孫の世話でも、自分の自由に使う時間です。

3時間:社会と世界に目を向ける。食べることや寝ることと同様に大切なのが3時間の情報時間。これは新聞を読んだり、テレビを見たりなどで、社会の政治や経済の状況にきちんと関心を持つということです。カウントダウンの人生だから政治も経済も遠い事、他人事と考えずに、これからの自分の人生をより豊かにするためにも、次世代の若人が生きるに値すると思えるような社会を残していくためにも、社会の出来事に関心を持つ事は大切です。むずかしい年金の仕組み、納得のいく税金の負担、平和な世の中のこと…等、一線から退いても、社会人としては一線の存在です。

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