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■オクラ 旬の季節:6〜9月

アオイ科の1年草。アフリカ東北部が原産で、古代エジプトでは紀元前2世紀頃から栽培されていたといわれる歴史の古い野菜です。別名アメリカネリ、オカレンコンとも呼ばれ、欧米では食用に栽培されていました。日本には江戸時代に渡来しましたが、一般に普及したのは1965年ごろ。開花後5〜10日経ち、6〜10cmくらいのものが美味。輪切りにすると、切り口は5〜8角形で特異な形をしています。ヨーロッパではスラリとしていることから「レディス・フィンガー」の名称でも呼ばれています。 

糖質、タンパク質、カロテン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄、カリウムを含有しています。独特のヌメリはペクチン(水溶性の食物センイ)、ムチン(糖タンパク)、ガラクタン、アラバン。ヌメリの成分は腸を整え、コレステロールを減らす働きがあり、とくにムチンは胃の粘膜を守ります。ペクチンは血糖値の急上昇を抑える働きがあるため、糖尿病予防にも期待できます。オクラのタンパク質はアミノ酸組成に優れており、胃腸を強化し消化を助けます。豊富なビタミンCが疲労や夏バテを予防。便秘改善、高血圧に効果、胃腸を丈夫にし免疫力を高めます。

ヘタの部分に苦味があるので、切り落として使います。調理をする前に、塩で表皮をこすり水洗いをするとうぶ毛が取れ、色も鮮やかになります。独特のヌメリを残すにはさっとゆで、ヌメリをなくしたい時はじっくり加熱します。ただし、ゆで過ぎると栄養成分が溶け出てしまうので、溶け出た成分を一緒に取れる料理がおすすめです。青魚と一緒に煮ると、タンパク質の消化をよくしてくれます。完熟した種子はコーヒー豆の代用として用いられています。・オクラは乾燥と低温に弱いので、保存袋にいれて野菜室で保存するのがベストです。5℃以下になると低温障害を起こすので注意しましょう。    

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