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古代エジプトのピラミッド建設の際に食されていたという記述が残っているほど、古くから食用されてきた野菜です。にんにくの仲間で、欧米では料理のベースになる食材として幅広く利用されています。明治時代、政府が欧米から多品種を導入しましたが、一般化したのは洋食が家庭に浸透した戦後です。保存か可能なため、年間を通して市場に出回りますが、旬は春と秋の2回。春ものはみずみずしいものを、秋ものはかたくて実のしっかりしまったものが美味です。
成分
特有の香りと辛み成分の硫化アリル類が特徴です。カルシウム、リン、カリウム等のミネラルを含有し、ビタミンB1、B2も含まれています。糖質が多く、加熱すると甘みが出ます。
効能
硫化アリルとビタミンB1が結合してアリチアミンとなり疲労回復、不眠、精神不安定に効果があります。また、硫化アリルは血液凝固を遅らせる働きがあるので、高血圧や動脈硬化の予防に有効で、刺激剤として消化液の分泌を促し食欲不振にも効きます。血糖値を下げ正常な値に保つ働きがあるので、糖尿病の予防も期待できます。
調理時のポイント!
・ 硫化アリル類は水溶性なので水に溶けやすい性質があります。長く水にさらすと栄養分が流失してしまうので、水にさらす時は2〜3分にしましょう。
・ 硫化アリルは加熱すると甘み成分に変化するので、スープやシチューの時は炒めた方がうまみを引き出せます。
・硫化アリルの栄養素や薬効を期待する時は生食が効果的です。
保存のコツ!
湿気を嫌うので、風通しのいい場所につるして保存すると、数カ月持ちます。ただし新玉ねぎは、水分が多く、日持ちしないので、早めに使い切りましょう。 |