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原産は熱帯アジアで、九州南部や沖縄県では自家用野菜として栽培されていた歴史があります。中国やインドでは古くから薬用植物として珍重され、日本に渡来したのは17世紀ごろ。独特の苦みがあり、当時は観賞用でした。皮に小さなこぶが無数についていて形がレイシ(ライチ)に似ているため、ツルレイシとも呼ばれています。沖縄の特産品として有名で、ゴーヤと呼ばれています。苦み成分は胃壁を刺激して消化力を高めますが、食べ過ぎると胃を冷やすので注意しましょう。
成分
水分が約95%を占め、ビタミンCが多い。成分はきゅうりと同様でカリウムや鉄、リンなどのミネラルを含む。独特の苦みはククルビタシンなどのフラボノイド系の成分。
効能
豊富なビタミンCが血管を丈夫にし、ストレスに対する抵抗力を強化し、疲労回復や夏バテ、風邪予防に効果があります。水分が多いので利尿効果が高く、むくみや二日酔いにも効果があり、カリウムがナトリウムを排出するので高血圧に有効です。独特の苦み成分のククルビタシンが胃を刺激して食欲を高め、活性酸素の生成を抑制するので抗がん効果が期待できます。
調理時のポイント
・ 皮はむかずに種を取って調理します。
・ ビタミンCは熱に強いので、塩揉みや炒め物にすると、ビタミンCが豊富に取れます。
・ 豆腐や卵などのたんぱく質食品と一緒に取ると、苦みが緩和されます。
・ 白いワタの部分に苦みの原因があるので、白いワタはしっかり取りましょう。
保存のコツ!
水気と乾燥に弱いので、表面の水分をよくふき、ポリ袋にいれて、冷蔵庫の野菜室に立てて入れます。あるいはタネをよく取ってから、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。南国野菜のため低温障害を起こしやすいので、なるべく早く食べましょう。 |